つまりは、怠惰や惰性と思いますが、
要は、簡単な方に安易に流れるということです
そして、安易な方向には、大抵「悪い」ことしかありません。
ただ、人間は本性において、惰性と怠惰をむさぼるように
組みこまれていますから、往々にして繰り返されるわけです。
さて、去年始めたアルバイト。
まあ、若い人は寄り付かない業界なわけですが、
だからといって、年寄りが丁寧な仕事をするとは限りません。
仕事の精度というのは、あくまでも個人差であり、
ある属性に基づくものではないからです。
私の仕事遍歴の中で、まあ、大抵はブラック業界、ブラック環境
なわけです。
そうなると、どんなに個人差といえども、
仕事に対するモチベーションは
やっぱりブラック属性の色が強くなるのは、必然です。
つまり、ブラックにいるがゆえに、ブラック人材になっていく。という
負の連鎖が存在するわけです。
人間は環境に大きな影響を受けるからです。
というか、適者生存の法則ともいえるかもしれません。
まあ、そんな中で、私は誓ったわけです。
「ブラックにいて不遇化もしれない。
ブラックにいて報われないかもしれない。
でも、絶対にブラックには染まるな」と。
染まるか染まらないかは、どんな状況でも、自己決断できる問題です。
そして、染まったら最後。もとに戻ることはできません。
絶対に。
低きに流れて元の高みに戻ろうとしたら、数倍の労力と期間を要します。
そして、信じられないような忍耐を試されることになります。
だから、しんどくても、その位置にとどまらないといけないのです。
それが、反復と継続がもたらす大きなメリットです。
しかし、その道程は血の涙流し、血反吐を吐くような道です。
まあ、そうなれば低きに流れますわな。
そんなしんどい事やりたい奴はいないから・・・・
まあそんわけで、どこまでいってもブラック系に縁とゆかりが
まとわりついている人生なわけですが、今回のバイト先は、
仕事内容こそ世間でいうところのブラック系になりつつも、
就業形態自体は、「個人的には」まっとうな気がします。
ちゃんと期日に給料が振り込まれていますしね。
私が入る前任の人間は、10年近くその現場を専従で業務担当していたようなのですが、
それが相当に「いい加減」だったらしく、私が引継ぎをした段階では、
現場は、かなりひどい惨状でした。
とても、まともに毎日業務をしていたとは思えない状況で長年放置されていたため、
現場をもとの状態に戻すには簡単にはいかなそうな状況でした。
もし、「所詮バイトだから」と、引き継いだ状態をそのまま維持するという選択肢もあります。
だって、私が仕事を放置してその状態を作ったわけではないわけですから
その状態を「悪化」させなければ、その責が問われるいわれはないわけです。
(もちろん、「こいつ、やる気ないな。言われたことしかやらないな」)と
思われる可能性はあるかもしれませんが、アルバイトですから、
報酬と能力を求めるなら費用対効果は値段に比例するのが市場原理です。
ただ、就職氷河期のおじたんですから、仕事を手抜きすると、金も家も失うというのが
身に染みているので、その現場をどうやって処理しようかと考えました。
最初の一週間こそ、本店の社員がついてレクチャーをしますが、
二週間後からは完全、個人で業務をこなすだけです。
気軽でいいのですが、完全放置なので、
いろいろと管理側目線からすると思うところはありますが。
で、入社してから二ヶ月間。まずは、契約先のの社員が一番目につくところを
徹底的に作業しました。
人間は所詮、見た目でしか判断しません。
見えないところまで徹底するのがプロだとは思いますが、
そんなことよりも、まずは見た目です。
ですので、まずは、日常的に「目につく部分」を徹底して
元の状態に近づけます。
経年劣化もあるので、完全に元の状態には戻せませんが、少なくとも
嫌悪感を抱かないレベルにまでは戻すことはできます。
「真面目にやれば」
で、いろいろネットで調べながら毎日続けることで、2か月間で、
大まかな部分では相当程度、状態を戻すことができました。
そうなってくると、細かいところまで手を入れたくはなりますが、
まずは、おおざっぱでも大きい部分です。
目につくのは、細かいところではなく、ざっくりとした大部分のイメージで
決めて思い込みの判断をされるからです。
2か月間
稼働日ベースで、30日くらいですかね。
それでも、10年近くいい加減にされていた部分をザックリともとに戻すことは
できました。
契約先の社員がなにかをいうことはありませんが、本社の営業社員が、客先と話したら
かなりの変貌ぶりに驚いた様子だったようです。
そりゃそうだろうよ。10年も適当にやってたらひどくはなるわな。
大きい部分はザックリレベルで元に戻したので、
年明けからは、「悪化した状態を元に戻す」のではなく、「元の状態を維持する」
という作業になります。
この作業内容の練度は段違いです。
「元の状態を維持する」こと自体は、決して難易度が高いものではありません。
だって、維持すればいいだけですから。
ですので、当初、時間いっぱいいっぱいで作業していたのですが、
年明けからは1時間ちかく時間があまるレベルにまでなりました。
低きに流れなければ、別にどうという話ではないのにね~~~~~。
一時の楽を得るために低きに流れた結果がコレですから、
自戒込めて、安易は身を亡ぼすな~~と再認識したよ。
正社員だろうがバイトだろうが、派遣だろうが、
人生の1時間は同じです。
そして、それを切り売りしているのが、給与所得者です。
同じ人生の1時間を使うのに、そこから
「なにかを得よう」「なにかを掴もう」
「なにか自分の人生に有利になる経験や技術を得よう」
と思わないのは非常に、もったいないと思うので、
今年は、とりのこした細部の部分を元の状態に戻すように
していこうかと思っています。
そうすれば、なにかしら得るものがあるだろうとも思っています。
「バイト代」以外でね。
